思いっきり体をどこかにぶつけたときはもちろん、全く覚えがないときにも、いつの間にか出現している「青あざ」。
「そのあざ、大丈夫?」って心配されても、本人が原因をよくわかってなかったりするものです。
人から見える場所に青あざができると、ファッションにも影響が出たり、不思議そうな顔で見られたりで、ちょっと恥ずかしいですよね。
そして悲しいことに、年を重ねるごとになかなか消えなくなるのも「青あざ」の特徴です。
そんな青あざは、きちんとした手順で処置をすれば早く消すことができます。
この記事では、困った「青あざ」を、できるだけ早く治すための効果的な方法をご紹介します。
24時間以内なら「冷やす」
青あざをいち早く治すためには、「最初が肝心」です。
仕事のトラブル対応や恋人とのけんかでも、初期対応を間違えると、火に油を注いで大きなトラブルに発展してしまいますよね。
それは、青あざも同じです。どこかにぶつけたりして青あざが出てきたときは、まずはすぐに冷やしましょう。
ぶつけた直後は、その部分が熱を持って炎症を起こしている状態です。また、あざは皮下出血を起こしている状態でもあります。
そのまま放置していると、「炎症の領域」と「出血」が広がり、青あざが大きくなってしまいます。
この炎症が起きている段階では、患部を冷やす(アイシングする)ことが有効です。冷やせば、血管が収縮して流れる血液量が減り、出血を抑えることができます。
冷やし方はいろいろ
青あざを冷やす方法はいろいろあります。
例えば、
- 氷水で絞ったタオルを当てる
- 冷蔵食品を買ったときにもらった保冷剤を当てる
- ポリ袋に氷水を入れて当てる
など、「急速に青あざ部分を冷やせる」のであれば何でもOKです。
外出先で保冷剤や氷水が手に入らないときは、冷たい氷入りの飲み物をテイクアウトして、それを青あざ部分に当てても良いでしょう。
自動販売機で購入できる缶のドリンクも、ひんやりとした冷感があるのでおすすめです。
凍傷には注意が必要
ただし、青あざになるのが嫌だからといって、冷やし過ぎないように注意してください。
今度は「凍傷」になるリスクが出てしまいます。
保冷剤や氷はタオルにくるんで、直接肌に当てないようにしましょう。
また、「10分冷やして10分休む」といった具合に、間隔を開けて冷やすようにしてください。